
「Airbnb」でよくあるトラブルと対処法
Airbnb(民泊)が注目されるようになり、Airbnb(民泊)を活用した不動産投資や不動産運用に興味を持つようになったという方も多いことでしょう。
また最近社会問題にもなっている空き家を民泊で活用してみたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Airbnb(民泊)に興味をもった方は、まずはAirbnbのサイトに登録してサービスを利用することになりますが、Airbnb(民泊)の運用で気になるのがトラブルです。
信用できる「Airbnb」サイトを通しての利用だからといっても、見ず知らずの人に部屋を貸すわけですからトラブルが発生する可能性は高いものです。
しかしトラブルを恐れていてはせっかくのビジネスチャンスを不意にしかねません
まずは「どのようなトラブルがあるのか?」「それにどのような対処をしていけばいいのか?」ということがわかっていれば、いざというときにもスムーズに対応できます。
ここでは、Airbnbでよくあるトラブルと対処法についてお話していきましょう。
ゲストが家のものを持って帰った
ゲストが宿泊施設のものを持って帰ってしまうケースが非常に多く報告されています。持ち帰りが故意の場合には、盗難になります。盗難の場合には、Airbnbでも対応してくれるので心配ないでしょう。
盗難が一番のトラブルと思っている方も多いでしょうが、実際には不注意による持ち帰りが一番厄介なのです。というのも、本当に悪意なくうっかり持ち帰ってしまうゲストもいるのです。
不注意のためにホストもゲストもお互いに時間を費やさなくてはならず、不毛なやりとりすることになりますのでかなり面倒に感じるでしょう。
基本的には持ち帰られると困るものは置かないようにすることです。
しかしながら、ゲストのことを考えたらおいておくべきものもあるでしょうから、おいておくべきものの中でも持って帰られたくないものに関しては注意書きやシールなどでゲストにわかりやすい表示を心がけるようにしましょう。
ゲストの忘れ物
Airbnbの中でもトップレベルで多いトラブルがゲストの忘れ物です。
旅行をしたことのある方であればお分かりになるでしょうが、チェックしたつもりでもホテルに忘れ物をしてしまうというのはよくあることなのです。
国内旅行客の方であれば、連絡も取りやすいでしょうし、郵送できるものであれば郵送するという選択もできます。
また国内であれば、そこまで郵送にもお金はかかりません。もちろん、近くであれば手渡しということもできるでしょう。
しかしながら、問題は海外からの旅行客です。国内にいるうちに渡すことができればいいのですが、万が一日本から出ていた場合には国際郵便を利用することになります。
手間も時間もかかりますし、何よりも不安になります。忘れ物に関しては、早期発見が重要になってきます。
ゲストがチェックアウトしたらすぐに掃除をするなどルールを決めることによって、早くに対処することができます。
忘れ物に関するルールを事前に決めておくのもひとつの対処法です。
文化の違いで部屋が大変な状態になる
日本国内でも文化の違いというものはあります。海外ともなれば、その文化の違いというのはもっと大きくなってきます。この文化の違いというものが部屋の状態を左右することもあるのです。
分かりやすい例を挙げてみましょう。
例えば、欧米では基本的に土足で室内を歩き回ります。ベッドの上に転がる際にも靴のままということはよくあります。
この点を忘れたまま部屋を貸し出した場合、ゲストが出て行った部屋の状態に驚くことになるでしょう。おそらく泥だらけになっているはずです。
つまり、Airbnbを利用する際にはゲストの国の文化というものを十分に理解しておくことが大切なのです。
他にもゴミがゴミ箱ではなく部屋の中に散乱している、家具の位置が大幅に動いている、ベッドのシーツが汚れているなど挙げていけばきりがありません。
文化の違いもありますし、マナーのレベルというのもやはり異なってきます。
ホストがゲストに合わせるのあれば、ゲストの国の文化について十分に理解しておく必要がありますし、その文化にあった部屋を作っておくといいでしょう。
もし、ゲストに合わせてもらうのであれば、注意書きのようなものを日本の文化の紹介とあわせて記載し、それを手渡しておくといいでしょう。当然日本語では理解ができませんから、多言語で作成する必要があります。
ゲストがうるさくて周囲に迷惑がかかる
マンションの一室を貸している場合には、利用客がうるさいということで、ご近所トラブルになる可能性もあります。
ゲストがうるさくするかどうかというのは判断しにくいところですが、基本的に人数が多ければ多いほどにうるさくなる可能性は高くなります。
事前にうるさくしないことを伝えていても、うるさくするときはうるさくするものです。これに関しての対処法としては、うるさくなりそうなゲストは最初から断ってしまうということが挙げられます。
ゲストを選ぶのもホストの仕事であると考えましょう。ホスト、ゲスト、周辺の住民の全員が快適に過ごしてこその民泊なのです。
もちろん、ゲストには騒音に関するルールを事前にしっかりと伝えておくことも忘れないようにしましょう。