Airbnbのサービスを知ろう
民泊に関する法整備が進む中、空き家の有効利用して話題となっている民泊ですが、この民泊サービスで代表的なのがAirbnb(エアビーアンドビー)です。
Airbnbの公式サイトでは宿泊施設を貸し出す人向けのウェブ予約システムがあり、日本だけではなく世界192ヶ国で80万以上の宿を提供しています。
日本でAirbnbを運用する場合、ホスト自身が管理を行うケースとAirbnb管理代行会社を利用するケースが考えられます。
特に最近では不動産投資の新たなコンテンツとしてAirbnbを活用する方が増加し、1人で複数の物件を運用するケースが増えたこともありAirbnbの運用を代行する会社に注目が集まっています。
また代行会社によっては投資家のニーズに応えるAirbnbを活用した不動産投資向けのサービス内容を提供する会社も出てきています。
それではAirbnb代行会社が提供するサービスや費用についてご紹介していきます。
なぜ代行業者が登場したのか
Airbnbの登録物件、登録ホストの増加に伴い、Airbnbの代行業者も増えてきました。
何事にも代行ビジネスは出てきますので、特段不思議なことではありませんが、ではなぜAirbnbの代行業者が登場するようになったのでしょうか?
もともとAirbnbというのはホストである個人が自分の家や部屋を掲載して、それをゲストに利用してもらい、代金を受け取るというものです。
システム自体は非常にシンプルなのですが、実際に自分がAirbnbに家や部屋を掲載して、その家や部屋を利用してもらうとなると非常に大変な労力が必要となるのです。
そのためエアビーアンドビーの運用を代行する会社の需要が生まれたのです。
数多くの事前準備
他人を泊まらせることになりますので、様々な迎え入れる準備が必要となります。例えばゲストのために外国語で注意書きを作成することもあるでしょう。
物件によっては、ゲストが快適に過ごせるように、寝具、家電、インターネット環境など新たな設備を投入する必要があるかもしれません。
これに加えて、予約が入ったゲストとのやりとりも必要になってきます。同じ日本人同士であれば、地域によっての多少の文化の違いはあれどやりとりに困ることというのはそうそうないでしょう。
しかしながら、Airbnbというのは海外からの旅行客も多く利用するものです。
海外からのゲストの対応
そこで問題となってくるのが言葉の壁です。初対面な上に言葉も通じないのでは、十分な意思の疎通は難しいかもしれません。挨拶程度のやりとりしかできないのでは、トラブルに発展してしまう可能性もあるのです。
このようにAirbnbのホストは、いろいろと面倒なことを背負い込まなければいけないのです。
Airbnb代行業者とは、この面倒な部分を代行してくれる業者なのです。
まさにAinbnbのユーザーのニーズに応えたビジネスといえるでしょう。だからこそ利用者も多く、たくさんの代行業者がサービスを提供するようになったのです。
代行会社のサービス内容
Airbnb管理代行会社が提供する代表的なサービス内容は宿泊するゲストへの対応となります。
これは24時間体制で外国語に対応できるスタッフが電話やメールなどの対応をしてくれるため、ホストは面倒なやり取りを一切する必要がありません。
他にも宿泊ゲストへの鍵の受け渡しを行ったり、部屋の掃除を代行してもらうことも可能です。
基本的に部屋の掃除については、ほとんどの代行会社が清掃会社にアウトソーシングしているので、シーツの交換やクリーニング、ゴミの処理なども任せられます。
他にもゲストへの説明をするための書類を作成したり、ウェブサイトに掲載するための写真撮影などにも対応してくれたり、幅広いサービスを期待できるでしょう。
代行会社に依頼した場合、オーナーが行うべき仕事はほぼなくなると言って良いほどです。
オーナーは資金の管理・調達以外は特にやることはないかもしれません。そのため、何も知らない人でも民泊を運営して収入を得ることができるのです。
管理代行費用
Airbnb管理代行会社の料金については、基本的にはそれぞれのAirbnb管理代行会社により料金は異なります。
一般的な費用の設定方法として、月額での使用料といった形ではなく、Airbnbを利用した際の売上の何%かを支払うという形が多いようです。
ただし先程も触れましたが清掃費用については別途必要になる場合もありますので、注意が必要です。
また、各Airbnb管理代行会社では基本プランに付随するオプションを用意していますので、そちらを使用した場合も別途費用がかかると考えてください。
Airbnbの管理代行を行う会社も増えており、各社ともにそれぞれのプラン内容や料金設定を行っています。初期費用や登録費用がかかるケースもあるので、必ず確認してから利用するようにしてください。
管理代行会社は日本全国の民泊に対応しているのではなく、各社でそれぞれに対応する地域があります。その地域を超えて管理代行を依頼することはできません。
代行業者はホームページと口コミから判断する
Airbnbの代行業者が増えて、選択肢が広がるのはホストにとって非常にありがたい反面、代行業者を選ぶとなったときに選択肢が多すぎて困ってしまう人も少なくはありません。
そういったときには代行業者のホームページと口コミをチェックしてみてはいかがでしょうか?
ホームページをチェック
一口に代行業者といっても提供しているサービスにはさまざまなものがあります。中には部屋や家のリノベーションまで手伝ってくれるという代行業者もいるのです。
ホームページを見れば、具体的にどのようなサービスを提供しており、その中でどれが強みなのかといった部分がわかってきます。まずはホームページをチェックして、自分の必要とするサービスを提供する代行業者を見つけましょう。
口コミをチェック
また利用する前には、口コミをチェックしておきましょう。
どんなに魅力的なサービスを提供していても、態度が悪かったり信頼できなかったりといった部分があればサービスも台無しになってしまいます。
Airbnbの代行業者を利用している方は増加傾向にありますので、実際に利用した方の口コミを見て、代行業者を判断することをお勧めします。
注意点
サービス費用の支払については振込であったり、ペイパルなどを利用したものであることが多いです。
それぞれの代行会社で支払方法も異なりますし、中には電子マネーでしか支払ができない会社もあります。これらの違いについても事前にチェックしておくことをお勧めします。
不動産を有効活用するには、しっかりと代行業者を選ぶことが重要なのです。