
内装について
Airbnbで不動産を運用するにあたって内装をどうするかを考える必要があります。
ホテルや旅館のような内装・設備を目指す必要があるのか?普段住んでいるスタイルのままでいいのか?
など実際ホストに求められる内装とはどのようなものかを考察していきましょう。
内装にこだわる必要はない
実はそこまで内装に気を使う必要はないのです。
Airbnbを利用するゲストで宿泊場所を探す人の多くは、ホテルや旅館のような画一的な物件を求めるひとばかりではないからです。
そもそもAirbnbを利用する目的には格安で宿泊先を確保して旅行費用を抑えたいという目的があり、そういったゲストが利用する場合、自分が生活して不自由さや不愉快さを感じない程度の内装でも十分なことが多いのです。
また低予算を重視するゲストの中には、素泊まりでも大丈夫という人も多くいるようです。
内装へのこだわりを持つのはいいですが、Airbnbを利用するゲスト側からすれば、低予算で利用できる物件がいいという方も確実に存在していますので、ホストの予算に合わせて内装を準備するとよいでしょう。
気をつけること
ただし内装への強いこだわりが必要ないといっても、まったく清潔感のない部屋では問題があります。
Airbnbを利用するゲストは、サイトに掲載されている家や部屋の写真、そしてレビューなどから宿泊先を選びます。
いくら旅行費用を抑えることがメインの目的というゲストでも、部屋がひどく散らかっていたり、壁紙が剥がれ落ちていたり、設備が壊れているような部屋にお金を出して泊まりたいとは思わないでしょう。
最低限の掃除やメンテナンスは必要ですので、友達や恋人を自分の家に呼ぶイメージを持ってもらえば十分だと思います。
毎日同じ部屋で生活している自分にはなかなか気づかない部分がありますが、外部から来た旅行者は部屋が散らかっていたり、内装が乱れていると気になる場合もあります。
レビューに影響も
ゲストが部屋に不満や不快感を感じるようでは、次の旅行のときに使ってもらえないだけでなく、部屋に対するレビューにも悪い評価がされ、今後の宿泊の予約にも悪影響が出てしまいます。
そうならないように最低限度の内装はきちんと準備しておきましょう。
予算のある方で内装はプロに任せたいという方は、Airbnbの内装をプランニングしている会社も多くありますので、一度相談してみるものいいかもしれません。
当然知り合いのリフォーム会社さんなどに相談するのも有効かもしれません。
しっかりと内装をやりたいときは?
しっかりと内装に予算をさいて、内装にこだわりたい方もいるかもしれません。
特に都心などの利用料金を高めに設定できるエリアの物件を持っている場合、他の物件との差別化を図るのも高稼働で物件を運用するには有効になります。
実際、Airbnbの物件リストをみると高級ホテルにも見劣りしないような部屋も多数見つける事ができます。ではどこで差別化を図るかを考えて見ましょう。
高級感よりも個性で勝負
高級ホテルを目指すのもいいのですが、「内装費用が高くなること」と、「それなら高級ホテルにとまればいいのではないか?」という点で少し違った内装を考えてみましょう。
自分では思いつかないという方も多いかもしれませんが、実はAirbnbの物件リストにヒントが隠されているのです。すこし検索すると非常に「個性的」な部屋を見つけることができます。
つまりこの個性が内装のヒントであり、他の物件と差別化をはかるために必要な内装のポイントになるのです。
しっかりと予算をかけるのであれば、個性で勝負するのも有効ではないでしょうか?
ただし、機能性と利便性を考慮することを忘れずに、これらを兼ね備えた個性的な内装にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?