記事の詳細

【預けっぱなしは危険!おすすめの仮想通貨管理方法とは?】storage

仮想通貨を取引所に預けっぱなしにしていませんか?

取引所は一見安全なように見えて、不正アクセスによる資産消失リスクに常にさらされており、あまり安全とは言い切れません。

今回は、取引所に預けておく以外の仮想通貨の管理方法についてご紹介しましょう。

取引所は常にGOXリスクにさらされている

“GOX(ゴックス)”という言葉をご存知でしょうか?

何らかの原因によって仮想通貨が手元から消失してしまうことを指す、仮想通貨界隈のスラングです。

その語源は、2014年2月に、当時の時価で約115億円分の大規模なビットコイン消失事件を引き起こした取引所、"Mt.Gox(マウントゴックス)"に由来しています。

また、直近では2018年1月29日に、日本の大手仮想通貨取引所CoinCheckにおいて、不正アクセスによって約580億円分のNEMが流出する事件が起こりました。

取引所に仮想通貨を預けておくことは、顧客保護のシステムが整備されている株やFXの取引では一般的なことですが、仮想通貨取引においては、上記のように、何かの拍子に資産が失われるリスクに常にさらされています。

さらに、消失した資産の補償に関する具体的な制度はほとんど整備されておらず、事件が起こるたびに当事者の状況を踏まえた、場当たり的な対応に終始されています。(事実、CoinCheck事件は2018年2月15日現在、補償の内容は示されているものの、いまだ解決をみていません。)

仮想通貨取引への参加者が世界規模で増えていく一方、今後は取引所のハッキング事件も増えてくると見られており、仮想通貨を取引所に預けっぱなしにしておくことは、非常にリスキーな行為といえます。

取引所に預けるだけじゃない!さまざまな仮想通貨の管理方法

仮想通貨を管理する方法には、取引所に資産を預けておく方法以外にもたくさんの選択肢があります。

おそらく、下記に示した管理方法のいずれかを、トレーダーの皆さんは採用していることと思います。

それぞれご紹介しましょう。

オンラインウォレット

文字通り、WEB上のウォレットアプリやサービスを利用して、仮想通貨を保管する方法です。

ネット環境さえあれば簡単に送受金できるなどの使いやすさはあるものの、マルウェアやハッキング等の攻撃を受けるリスクは、取引所のウォレットに置きっぱなしにしておくのとあまり変わらないように感じます。

セキュリティ含めて、取引所に管理を丸投げにしないだけ少しマシ、といったところでしょうか。

個人的には、常に保管しておくというよりは、一時的な送受金(例:ICOにイーサリアムで申し込むとき等)で利用するくらいにしておいた方が無難な印象です。

下記に、よく利用されているオンラインウォレットやウォレットアプリを挙げています。

●Blockchain.info URL:https://blockchain.info/

●NanoWallet (NEMおよびNEMモザイク専用) URL:https://nem.io/

●METAMASK (ETHおよびERC系トークン専用) URL:https://metamask.io/

分散型取引所(DEX)

同じ取引所に置いておくなら、分散型取引所(DEX:デックスといいます)に置いておくほうが、安全性は上がります。

DEXのシステムやデータは、ブロックチェーンを基盤としたプラットフォーム上に存在するため、ハッキングによるシステム消失やデータ改ざん等のリスクに耐性があります。

利用者の資産データについても分散化されているため、ハッキングによるGOXリスクは、一般的な中央集権型の取引所に比べて低くなります。

ただし、GOXリスクがゼロになるわけではないため、過信は禁物。

過去に、DEXへのハッキングによって仮想通貨が流出する事件も起こっているようです。

下記に、主なDEXを挙げます。

●Open Ledger URL:https://openledger.io/

●Waves Platform URL:https://wavesplatform.com/

●CryptoBridge URL:https://crypto-bridge.org/

ローカルウォレット

自分のPCにウォレットプログラムをインストールして、その中で秘密鍵を保管する方法です。

仮想通貨それぞれに専用のウォレットプラグラムがある場合が多く、ご自身でダウンロードして利用するようになります。

送受金の際はオンライン環境で行う必要がありますが、いったんローカルウォレットで入れてしまえば、オフライン環境に隔離して保管できるため、安全性は高くなります。

ただし、下記のようなリスクは依然として残っているため、やはり過信は禁物です。

  • マルウェアやウィルスなど、悪意のあるプログラムにより盗まれるリスク
  • 専用ウォレット自体にバックドア(わざと作られたセキュリティホール)が仕込まれているリスク
    (※公式を名乗る開発コミュニティが善意のコミュニティである保証はどこにもありません)
  • PCの破損、パスワードやパスフレーズの紛失リスク

ペーパーウォレット

秘密鍵や復元パスフレーズを、紙にプリントアウトして、現実世界で保管する方法です。

オンライン環境はおろか、PCからも隔離して保管できるため、アナログな方法ですが安全性はかなり高くなります。

ただし、紙そのものを紛失してしまえばGOXします。

重要書類を頻繁に失くすタイプの方は要注意です。

ハードウェアウォレット

仮想通貨の保管専用デバイスを利用して管理する方法です。

USBメモリのような形状をしており、送受金の際にPCに接続する以外は、オフライン環境に隔離して保管できます。

完全隔離が可能な上、USB接続で簡単に送金できて取り回しも容易です。

安全性と利便性のバランスを考えると、個人的にもっともおすすめしたい管理方法です。

2018年2月現在、2種類のハードウェアウォレットが主に利用されています。

それぞれ、対応通貨に違いがあるため、ご自身が保管したい通貨に合わせて選択しましょう。

●Ledger Nano S URL:https://www.ledgerwallet.com/

フランスのLedger社により開発・販売が行われるハードウェアウォレット。

2018年2月現在、下記の仮想通貨の保管に対応しています。

チェコのSatoshiLabs社により開発・販売が行われるハードウェアウォレット2018年2月現在、下記の仮想通貨の保管に対応しています。

●TREZOR URL:https://trezor.io/

このように仮想通貨を管理する選択肢はたくさんあります。

また今後、仮想通貨取引所へのハッキング攻撃が増えていくと予想されています。

普段取引所に保有通貨を預けっぱなしにしている方は、この機会に今一度、管理方法を見直してみてはいかがでしょうか?

GMOコインで安心の資産運用。

『顧客資産の分別管理』

『仮想通貨の保管方法(コールドウォレット管理とマルチシグ対応)』

『サイバー攻撃対策』

関連記事

ページ上部へ戻る