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千葉県の空き家対策

千葉県の空き家件数(平成25年度)は、367,200件とされています。これは全国6位の数字になります。

また空き家率をみると12.68%(平成25年度)で、これは全国38位となります。

東京都、神奈川県、埼玉県は5年前との比較ではすべて空き家率が上昇していました。

しかし千葉県は13.1%(平成20年度)から0.42%下がっているのです。

ただし千葉県でも将来的に人口の減少が想定されるため、空き家の増加も想定できます。

そのため千葉県はもちろん、県内の各市町村でもそれぞれ空き家対策を講じています。

そして空き家問題は県ではなく市町村が管理するウエイトが大きいため、同じ千葉県の市区町村でも対策は地域によって変わってくるのです。

千葉市のケース

千葉市を例に見てみましょう。

千葉市では空き家問題に対する取り組みとして相談窓口の設置、セミナーの開催、千葉市協働事業提案制度の活用を大きな柱としています。

相談窓口では空き家の管理・活用に関する相談に対応しており、空き家を所有しているもののどうすればいいかわからないという所有者の方と一緒に今後の解決策を考えてくれます。

空き家の再利用として、住宅としての活用や撤去して土地を利用する方法などが挙げられます。

しかしどれも費用がかかりますし、手続きもあるため、なかなか実行に移せない所有者が多い現状があるのです。

そういった所有者に対して千葉市が適切なアドバイスをして、問題を早期に解決する手伝いをおこなっているのです。

また年に2回ほどセミナーを開催して、空き家対策をテーマとする勉強会を開催しています。

ちなみに過去のセミナーでは、「住まいをより良く使い続けるためのアドバイス」、「長く住み続けられる住まい」、というテーマで講師が空き家問題の解決策を話しています。

千葉市の空き家対策について

千葉市の空き家対策では、基本的な知識を広く伝えることで空き家の対策を所有者に考えてもらおうという意図があります。

そして千葉市協働事業提案制度の活用では地域コミュニティ形成のための空き家有効活用に関する支援というテーマのもとに、市とともに動いてくれる事業者を募集し、一体となって空き家の対策に取り組んでいます。

これら3つの柱で空き家を有効活用し、空き家の数を減らすと同時に管理が行き届くように啓蒙活動を行っている形です。

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市川市のケース

市川市では市民などから空き家の情報提供を受けると空き家の現地確認、所有者の特定をして実態を把握、そのうえで安全上、衛生上問題とされる特定空き家と判断されれば所有者に対して助言・指導を行っています。

助言・指導で改善が見られない場合は勧告となり、助言・指導、勧告の段階で所有者から申し出があった場合に限り、市で安全代行措置を講じています。

これは所有者が高齢だったり、病気療養中だったり、遠方に住んでいるなどして管理ができない場合に市が代わりに措置を行うというものです。

しかし申し出がなかった場合は命令、命令内容の公示、行政代執行と進んでいきます。

市川市の空き家対策について

市川市では、申し出によっては安全代行措置をしてくれるのがポイントで、どうしても空き家の管理ができない場合は市に任せることができるのです。

費用は自己負担となりますが、なんらかの理由で管理が難しい所有者にとっては非常に便利なサービスといえます。

また千葉市、市川市以外の各自治体でもさまざまな空き家対策を講じています。今後はさらに現状にそくした条例の制定や、援助・助成といったものが整備されていくでしょう。

空き家を所有する方は、まずはお住まいの自治体に相談することが空き家対策への第一歩となります。

自分で考える空き家対策

千葉市、市川市を例に行政の空き家対策をご紹介してきましたが、自治体によってはとても丁寧に対応してくれることがわかりました。

しかし空き家に対しての見方を少し変えてみてください。そうです、空き家は不動産資産なのです。

当然何かしらの事情で空き家対策を講じることができずに、空き家を放置しなくてはならない方もいるでしょうかが、空き家問題を先送りしているだけの方も少なくはないでしょう。

そしてそういった方の多くは、空き家として放置していても日常の生活に大した支障が無いからではないでしょうか?

しかし空き家は資産なのです。放置していれば固定資産税・都市計画税など税金、空き家の管理費用などお金は出て行く一方です。つまり空き家は活用しないままであれば、マイナスの資産となってしまうのです。

せっかくの資産をマイナスにしておくのは非常にもったいないことです。そこで考えるのが不動産の運用方法です。空き家というククリで考え得る必要はないのです。

「あなたは自由にできる不動産を所有しています。あなたならどう使いますか?」。この答えを考えれば良いだけなのです。

手間を掛けたくないのであれば売却してもいいし、自分での関わりたいのであれば賃貸しても良いのです。また賃貸するのであれば、シュアハウスや民泊といった運用方法もあります。

もしあなたに適したアイディアが浮かばないのであれば、不動産運用の専門家に相談すればいいのです。または少し足を伸ばして不動産投資セミナーに参加してみるのも良いかもしれません。

つまり空き家のまま放置して、せっかくの不動産資産を無駄にするのではなく、あなたの状況にあった運用を選択すれば良いのではないでしょうか?

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