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不動産売却前の事前調査

不動産売却前には売却を有利に行なうための事前調査として、アスベスト調査耐震診断を行なう事がお勧めとして挙げられます。

不動産売却前には必要な手続きや書類準備などとやるべきことも多く、そうした中でも耐震診断やアスベスト調査などといった事前調査については買い手側が安心感を得る為にも重要な要素になります。

不動産を売却しやすくするためにも調査の実施がお勧めされるのです。

まずアスベスト調査

まずアスベスト調査とは、物件を建築する際に建材の一部としてアスベストを含んだ建材を用いていないかを確認するための調査を指しています。

アスベストは石綿とも呼ばれている物で、繊維状に造られている蛇紋石や角閃石などの天然の鉱石が素材として用いられています。

このアスベストは耐久性や耐熱性から電気絶縁性などと幅広い特性があり、優れた建築建材として用いられてきましたが、人が吸い込むと肺癌や中皮腫などを引き起こすため、2006年より国内では原則使用禁止とされています。

しかし新しい建物は禁止となる一方で、古い建物には今もなおアスベストが使われたまま処置をしていないケースも多く、売却する上で安心感を得るためにも調査は必須になるのです。

調査においては建築時の書類の調査から始まり、用いられた建材にアスベストが含まれた物が無いか確認します。

売却時の重要事項説明

続いて現場調査のために物件に訪れ直接確認する事になり、さらにはいくつかの部位で建材を採取しサンプリングが行なわれ、こうした過程を経てアスベスト使用調査報告書が作成される事になるのです。

基本的に不動産売却前に行なうべき事前調査にアスベストは加えられておりませんが、売却時の重要事項説明では説明が必須とされます。

また自治体のよっては調査に対し補助金が交付される事もありますので、できるだけ調査を行なった方が良いでしょう。

耐震診断

続いて耐震診断についてですが、国内ではいずれの地域でもいつ地震が発生するかは分からなく、不動産売却前に物件にどのような耐震性能があるかを確認しておくことは非常に重要です。

この診断については物件の築年数により対象から外れる事もあり、建築確認済証がある場合は交付が1981年3月以前の物件が対象とされます。

建築確認済証が無い場合は登記が1981年12月以前の戸建て、また集合住宅や事業向けの建物などは登記が1983年5月以前であれば対象とされます。

調査については日本建築防災協会により基準に則り判定されることになり、新耐震基準に充足しているかなど評価を受け判定が下されます。

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