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「見所は目的によって異なる」

不動産初心者の方が一番知りたいのはおそらく「どんな不動産に投資すればいいの?」ということだと思います。実際に投資を経験しないと不動産投資にまつわる実態が分かりにくいことも多いはずです。

今回は不動産投資の目的別にどのような不動産が適しているか、またどのような点に注意して選べばいいか説明したいと思います。

まずは投資の基本である「どのようにお金を稼ぎたいか」によって投資先が変わってきます。

例えば毎月手にできる金額は小さくていいので安定して収入を得たいのであれば、小規模のマンションやアパートなどに投資を行い、大きく投資して大きく回収したいのであればオフィスビルなど商業ビルに投資を行います。

今回は不動産投資でよく行われている賃貸収入を得る時の注意点と貸店舗を想定したケースの注意点に分けて見所解説します。

「賃貸収入を得たい」

賃貸収入を得たい時にはまずその立地条件を確認しましょう。例えば駅周辺の商業地区では多くの人の出入りは見込めますが、定住者を確保することは難しいでしょう。逆に、公園が身近にあり、多少駅から離れてはいるがバスが通っているなど生活しやすい環境ではファミリー層を狙う事ができます。

このように賃貸を狙った投資を行うにはまず交通環境や生活環境に応じた生活者を予想することが必須です。

この時、とても大きな役割を果たすのが学校です。学校が点在する地区には必ず多くの家族層が定住することになります。このように定住者が必ず確認できる存在である病院・学校・コミュニティー施設への利便性をしっかり確認する事がファミリー向け賃貸の大切なポイントです。

それでは、都市部のワンルームマンション等ではどこに目をつけたらよいでしょうか?それは大学です。現在大都市にある大学は必ず主要路線の沿線に立っていることが多く、この沿線周囲には必ず定住者を見込むことができます。

都心で定住者を探し出すのは実は以外と難しいため、必ず定住者を確保してくれる大学の存在は見逃すことができません。このように投資する物件に応じて必ずその物件に都合の見合った施設を探しましょう。

「店舗を貸し出して収入を得たい」

それでは店舗の貸し出しではどのような事に注意したらよいでしょうか?実はこれはどのような商店が入るかによって大きく変わってしまいます。

例えば貸店舗の内部設備に厨房が含まれ、小規模のレストランを想定している場合は、大きな人の流れでなくその土地に定住する人を想定します。

小規模のレストランなどは地元で働く人や定住者を中心に店が回ることが多いので、周りに住宅とオフィスがあるような環境であれば投資した後に回収できる可能性が期待できます(みなさんも勤め先の近くの小料理屋に入った事ありますよね?)。

また、業務用の排水設備などが整っている設備では歯科医院などの個人経営のクリニックの目に止まることが期待できます。

このように貸店舗に投資を行う際はどのような業種が使用するかを必ず想定しましょう。そのためには様々な職種の業務形態に着目する事が大切です。

逆にもしあまりに立地に見合わない設備を備えた店舗であれば、オーナー自らが設備を改装することで店舗を収益が期待できる物件に育てることができます。

貸店舗などはオーナーのアイデア一つで継続して大きなリターンを得やすい物件です。このように、入って欲しい業務に着目して、その業種を意識した投資を行うことで、より大きな収益を期待できる可能性が高まるのです。

「共通する事」

投資用不動産を選ぶ時の大切な着眼点を中心に説明してきましたが、結局のところ極意は「使う人を想像する」ということになります。なんの目的もなく、置いておくだけの不動産に人はなかなか集まりません。目的を持った投資を行う事でその魅力をより入居者希望者に伝えやすくすることができます。

細かな立地の情報や施設近辺の人の流れなどは不動産仲介業者から簡単に得ることができます。それに最近では業者にお願いすれば収益価格や積算価格の算出までお任せできる企業も増えてきています。

つまり不動産投資家にとって、多くの情報が乱立する時代になっています。その情報を生かすためにはあなた自身の目的意識と着眼点です。並べられた情報から必要なものを取り出せるようにしっかりと投資目的を意識した物件選びを楽しんでください。

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