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マイナス金利が導入

2016年2月16日、日本に初めてマイナス金利が導入されました。

この低金利はいつまで続くのか?今、ローンを抱えている人、そしてこれから不動産投資を考えようとしている人には関心の高いことになると思います。

今回は「このマイナス金利がいつまで続くのか」をテーマに考えていきたいと思います。

低金利の背景

現在のこの金利は史上最低のものですが、もともと低金利なものがさらに低金利になるという歴史を日本は背負っています。

まずは、低金利から脱出するには、この低金利が導入された経緯をよくしらなければなりません。ここでは低金利の導入された時代を考察していきましょう。

そもそもこの低金利が導入された背景は、結局のところ日本の不動産バブルの崩壊になります。若い方はご存じないと思いますが日本の不動産は1990年代に高騰をしていました。

その際に銀行の融資が過剰であったり、管理が杜撰であったことなど理由は様々ある中で、多くの銀行などの金融機関が経営危機に陥ったのです。

現在の金融機関は大手都市銀行が3行になっていますが、以前は大手都市銀行が、私の記憶では9行くらい存在しました。この大規模な損失によって生き残れないと判断した大手都市銀行は国や大蔵省の指導のもと合併や統合の道を進んだのです。

公的資金の返済期間

そしてその合併や統合を条件に国から借金をしたのです。それを公的資金注入と一般的には言われています。その借金の返済が2014年まで続いたのが現在までの姿になります。その借金の返済を楽にするためにその金利を低く据え置いたという意味合いもあります。

またその公的資金の注入によって国の財政も厳しくなったので、その返済を助けるために金利を低く据え置いたのもその理由の一つになります。

銀行は返済を終え、国の借金は増える一方

国の借金の残高はもう1000兆円を超えると一般的には言われています。この返済を楽にするために行われたのが黒田日銀による異次元緩和になります。

異次元緩和の要旨というのは、「まずマーケットから日本銀行が国債を買いつけることによって国債の価格は上昇しますが、金利は低くなるということ。そして、お金をマーケットに流してインフレを起こすこと」が政策の柱になります。

つまり、今の段階では国の予算は2012年当時よりはよくはなっていますが、まだまだ危機的な状況は変わりがありません。

低金利時代の終わりはいつ

「この低金利の時代の終わりというのはいつになるのか?」という命題に対しての答えは非常に簡単なのです。それは「日本のバブル期の清算は2014年に終了したが、国のバブルへの清算はまだ終了をしていない」とうことなのです。

通常、今の世界の認識として、「借金が清算されたという範囲は借金の残高がGDPの3割程度になったとき」というようなに解釈をされています。日本のGDPが約500兆円になりますので、適正な借金の残高は150兆円になります。

これからみると現在、1000兆円の残高を150兆円にするのに一体何年かかるのでしょうか?この計算に基づくと当分、低金利が続くと判断をしなければなりません。

他の結論

個人的な意見としては、こちらの方が早いと思いますが、安倍さんや黒田さんが自身のやった経済政策の間違いを認めて退陣をするということです。

安倍さん自体は現在の内閣支持率も高いままですし、まだお若いので当分の間は辞めないでしょう。また任期も特段、自民党の総裁で居られる期間は規定にはありません。

一方で、黒田総裁の任期は長くても8年になります。つまり、就任が2012年になりますので、2020年までは日銀の総裁で居続けることはできます。

基本的には日本の為政者というのは間違いは絶対に認めませんし、その地位を降りた後でも認めないと思いますので、最低でもこの低金利は2020年まで続くであろうと考えるのが妥当な考え方になるのではないでしょうか?

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