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地方都市でのブーム

築30年を経過する物件ですが、私は京都の一等地にビルを所有するビルオーナーです。その間いろいろな日本経済の浮沈がありましたが、そのビルの所有に関して不景気と感じたことはありません。

築30年を経過しているので流石に家賃の上昇は無理だろうなと思っていたのですが、逆に上昇させても入居希望者が後を絶たないのです。今回は地方都市京都を襲う古都ブームを考えていきたいと思います。

空前の外国人ブーム

みなさんもテレビのニュースなどでご覧になれたことがあると思いますが、主に大阪、京都などの観光地に外国人旅行客が大量に押し寄せてきています。私も二度、三度遭遇をしたことがありますが、その傍若無人ぶりにはあきれ果てる次第なのです。

しかし、京都人は大事なお客様として大切におもてなしをしているのには驚きを感じ得ません。

昔の都は今いずこ?

私も京都人なのですよく分かるのですが、京都人というのは非常にプライドが高く、京都人にあらずば人にあらずという側面を持ち合わせています。京都市内でも様々な格付けがあり住んでいる地域で極端な話人種差別が存在をします。

京都のプライドの高い老人と仲良くなり、お話すればわかると思いますが「みやこは何処?」ときけば必ず「京都」と言います。東京なんてそんな田舎なんて知らんといわれます。今でも東京は田舎という意識なのです。

関東の方には理解できないと思いますが、関西の方が人種差別が酷い地域なのは関西の方には理解できると思います。

お金とプライド

ですから、腹の底から観光客にいい顔をしているのではないのです。何せ、京都人は京都人以外が野蛮人と思っている節があります。でも京言葉に代表されるようにはんなりとした言葉にたいていの方は騙されますけどね。

京都人はプライドを堅持しつつ、応仁の乱以降、外づらだけはいいのです。あのおしとやかではんなりとした外づらというのは昔から外敵に攻撃される歴史がありますので人がいいようになるのが京都人になります。

よそ者や土着の人でも

つまり、京都で外地の人が商売をしようと思っても一苦労する地域なのです。超一流のセールスマンでも、昔から京都の営業にはてこずるとはよく言われています。本当に京都人から言わせるとお前は京都人ではない、と京都人からよく言われますが、本当に京都での営業は難しいと思います。

また、住んでいる地域によって人を格付けしますのでもうやりにくいの極みです。こういう土地で不動産投資をするというのは一苦労だということは理解できますでしょうか?

確かに京都の坪単価や家賃上昇は見られるが!

以前、北海道のスキー場にオーストラリア人が別荘を買い漁って、価格が急騰したことがありました。今回の京都に関してもブームの一環の可能性と個人的には捉えています。

昔と違って京都は産業や政治の中心地ではなく単なる観光都市になり下がったことも事実です。しかし日本人にたいする差別意識は相当希薄化していると思います。昔ほど投資や商売がやりにくい環境ではないと思います。

実は京都という土地には「こういう人はここに住む」などの昔からの決まりごと的なものが色々あるのです。そういう風習にそぐわずに撤退する人も何人かはみてきています。

そういったハードルある事実と一時的なブームでも、京都への不動産投資へ参入するか否かを判断するのはあなた次第になります。もちろん観光資源がある限りその需要というのはある程度期待できますが、ここまで高い数値での持続的なものは期待できないと個人的には思います。

郷に入れば郷に従え

では京都で不動産投資を行うにはどうすればよいのか?一番手っ取り早いのは地元の不動産会社にすべて管理を委託してしまうことです。

この法則は投資目的だけで、全く馴染みのない地方都市で不動産投資を行う場合に共通して言えることかもしれません。やはりその土地特有のシキタリがあるため、自分のやり方では通用しないことは多々あるのです。いわゆるローカルールです。

地方都市で不動産投資を行うのであれば、その地域のローカルールに精通した管理会社に委託することが一番のリスク回避になるのかもしれません。

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