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小さな成功が過信に

わたしは以前にFXによる投資を経験しました。もともと投資には興味を持っていたのですが、株は元手が必要なのと暴落した時が怖いので手を出さなかったのです。しかしFXは少額から投資できるため、お試し気分ではじめたみました。幸運にもそこそこの収益を上げることができましたが、元金が少なかったため、その収益も毎月のお小遣い程度の金額でした。しかし少しではありましたが、利益を出したことで投資に対する自信がついたのか、さらに投資に対して興味を持っていったのです。そしてネット上のある記事を読んで、不動産投資をはじめてみようと思い始めました。

失敗はあまい想定から

最初に心を動かされたのは土地を持っていなくてもマンション投資ができるということです。簡単に言えば、中古のワンルームマンションを購入して賃貸として貸し出せばいいというものでした。

わたしが惹かれたのは、投資ローンを利用することで、自己資金も少なく、中古のワンルームマンションを購入できることでした。そしてローンの支払いは中古のワンルームマンションからあがる家賃収入で支払うということができるということでした。

つまり自己資金でローンの支払をしないで済むというのです。例えば10年のローンを組んだ場合、10年間家賃でローンの返済を行い完済すれば、その不動産は自分の資産になるわけです。自分の資金は一銭も出さないで不動産を手に入れらるのです。

自信があった物件選択

これがわたしの失敗の始まりだったのです。具体的には、空室リスクを甘く見ていたのです。当然空室になれば、家賃収入はなくなり、ローンの支払いは自分でしなくてはなりません。こういった現実をしっかりとみていなかったのです。

ではなぜ空室のリスクを甘く見ていたのか?それは物件の立地がかなりと良かったのです。最寄りの駅からは徒歩で15分ぐらいなのですが、近くに大学のキャンパスがあったのです。その大学は本部は都心にあり、文系学部だけが郊外にあったのです。そこの大学生が入居するだろうという想定で、わざわざその近くの中古マンションのワンルームを購入と経緯があるのです。

想定外の出来事が発生

当初はちゃんと学生の入居者を確保できていました、しかしここで想定外のことが発生したのです。実は2年後にこのキャンパスが本部へ戻ることになって、学生の数が激減してしまう事態になったのです。入居していた学生も都心に近い場所へ引っ越してしまい、部屋は空室になってしまいました。学生を見込んだ部屋のため、その後はピタッと入居希望者がいなくなってしまい、家賃収入が途絶えてしまったのです。

家賃収入がなくなり、ローンの支払は自分で払わなければならなりました。給料から毎月ローンの分の支払いをすると、かなり生活が厳しくなりました。このまま入居者が確保できずに、ローンの支払いをしていては自分の生活が成り立たなくなってしまうため、結局そのワンルームマンションは売却しました。さらに悪いことに、大学キャンパスがなくなったこの物件は以前よりも資産価値が下がってしまい、買値の半分ぐらいでしか売却できなかったのです。

リスクヘッジの甘さ

これがわたしの不動産投資の失敗体験談となります。失敗してから気付いたことは多々ありました。特に重要なことは、不動産投資であれ何の投資であれ、事前のリサーチはしっかりやっておくことです。わたしの場合も大学キャンパスが移転するという情報を事前にキャッチしていれば、失敗しないで済んだのです。

また、ひとつの材料のみで物件を選ぶのはリスクがあるということです。私の場合、大学(大学生)があるからという一つの強みだけ物件を選んでしまいました。では大学がなくなったら?をまったく想定していなかったのです。大学以外にも賃貸需要がある物件を選んでいれば、次の入居者探しに苦労することがなく、物件を手放す必要はなかったかもしれません。

回避できた失敗

しっかりリスクヘッジを行っておけば、この失敗は防げていたでしょう。根本的な勉強不足からこういった事態になってしまったとも言えるのです。不動産投資を始める前にしっかりと知識・情報を身につけることはリスク回避にもつながるのです。こういった知識・情報を収集するには不動産投資セミナーを活用することをお勧めします。最新の不動産事情、情報などを取り入れたセミナーは不動産投資をはじめる方にとって間違いなく役に立つでしょう。

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