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安易な考えで不動産投資を選択

誰しも自分のお金を、できるだけ利回りの良い方法で増やせるなら増やしていきたいと考えているでしょう。そして経済の先行きが不透明になると、将来に不安を感じる人が増えて、資産運用をはじめる人も多いようです。私の場合には、それが不動産投資でした。「不動産(部屋)を用意すれば、借りる人がいる、そして家賃収入になる」と安易な考えで不動産投資をスタートしました。

どうなったか結果を想像するのは簡単でしょう。予想通り私の不動産投資は失敗の連続でした。皆様は私の失敗体験談を参考に、少しでも失敗を回避するためのケーススタディにしてください。

入居者の需要にマッチさせる

私が不動産投資をしたのはアパート経営でした。アパートは一棟で新築物件として建築しました。親から引き継いだ遺産と自分の預貯金などを捻出して購入費用に充当しました。ここで最初の失敗をおかしました。それは自分でも考えが浅はかだったと後悔しているのですが、「不動産会社の選択」と「物件の設定ミス」を犯したことです。

不動産の賃貸物件に投資した私にとって家賃収入が重要、というよりも目的のすべてにになります。しかし賃貸物件の入居者とって重要なのは、立地や周辺環境であったり、結局のところ利便性がよいことを求めているのです。

特に若い人を対象にした賃貸物件の場合には、物件に長期間居住するケースは少なく、多少家賃が高くても利便性の高い賃貸物件は、通勤・通学・日常生活の面でも有利になることが多いのです。また若い人には、おしゃれな内装の建物も人気があります。しかし私のアパートは、好立地、高利便性、デザイナーズタイプではありませんでした。

若者の単身者をターゲットにしてアパート経営をはじめたのですが、入居者の需要をまったく把握することなくスタートしてしまったのです。

営業マンとの人間関係

入居者の確保をして空き部屋を作らないことは、不動産投資を行ううえで最低でも実現させないとビジネスは成立しません。それが私の場合には欠損していました。長期間、空き部屋をいくつか作ってしまいました。当然家賃収入は減収になる訳で、投資に無駄が生じることになります。不動産会社に管理をお願いしていても、入居者の確保には関係のないことなのです。

私が勘違いしていたことに、管理を依頼している不動産会社に任せておけば入居者は簡単に見つかると思い込んでいたのです。不動産会社は仲介を依頼すれば、当然物件の紹介はしてくれます。ただしどれくらい力を入れて営業を行うかは不動産会社または担当する営業マンによる所が大きいのです。

担当営業マンとしっかりとコミュニケーションをとり、しっかりとした信頼関係を築いておくことが重要だったのです。私がこのことに気付かずにいたのは大きな失敗でした。

自分でやれることを考える

最悪の場合、収支のバランスが大きく崩れていれば、不動産投資は失敗となりアパートを手放すことになっていたかもしれません。幸いにも現在は、何とか入居者がみつかり部屋が埋まっている状態です。ただし、危険な綱渡りは避ける道を通っておかないと、後々の大きな損害に繋がってしまいます。

例えば退去者がでることがわかれば、あらかじめ営業担当者と内装の手配・入居者募集などの打ち合わせを行っておくことや、自分でチラシ配ってみるなどできることは何でもやってみる事も一つの方法です。不動産管理会社による仲介だけを頼りにしていては、フル稼働の家賃収入を確保できるかわかりません。

不動産投資をする以前に、不動産の運用に関する知識、特に入居者を確保する方法についてはしっかりと情報を収集しておくことが重要です。そして、書籍やインターネットで集めた情報は、必ずしもすべてが正しいとは限らず、現実には違いもあるということを十分に理解しておく必要があります。そういった意味では不動産セミナーなどを活用することはお勧めかもしれません。

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