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私は不労所得者

世の中では怪しげな不動産投資会社が毎日、資料や電話をかけてきます。この人たちは本当に儲かると思っているのであろうか、私はいつも思っています。

私は、京都の超一等地にマンション5棟をもつ一応、世間では自分で言うのも変ですが、金持ちの部類にはいる人種ではないか、と思います。私の仲間からいうと、貧乏人が何言っているのだ、と怒られてしまいますけどね。上をみたらきりがないというのも本音です。

実は所有の不動産は全部相続によるものです。実際、何も商売をわかっていない連中がこの不動産で商売を始めませんか、と、しつこく勧誘しているのですが一切相手にしていません。

私の本業は証券投資業であって、昔は朝から晩まで休む間なく働いていましたので今は田舎でゆっくりと休養をしています。正直言って、株やFX、先物から得る利益と不動産から得る収入を比べる場合は100倍近くありますのでとてもではありませんが、まじめに不動産投資をやる気も熱意もありません。ただ、市況が不安定になったときには不動産は助かるよね、という程度です。

ですから、不動産投資を拡大させようという気もありませんし、かといって売却してしまおうという考えもありません。

私はお金を稼ぐのが好き

私はお金をためることにも興味もないし、使うことも興味がない、と周囲からは言われます。しかし、稼ぐのは大好きです。

特に、誰もが考えもしないような商品やアイディアを世の中に出して世間から感謝されることには本当に興味があります。こういった、アイディアというのはどういうことからできるのかといえば、簡単なことです。まじめに一生懸命努力して一瞬の閃きでそれを開発するだけです。その閃きによって世間の皆さまに感謝されることが何よりも好きなのです。

上記のことは、当たり前のこと

当たり前のことを言っているのにすぎないじゃないか、という方も多いと思いますが、その当たり前のことができない人が非常に多いのです。

たとえば、日本の不動産に投資をする場合は、前提条件として人口が増加しなければ不動産の価格や賃料は絶対に上昇はしない。価格が上がる場合は税金が上昇したときだけでしょ、としか思っていません。需要と供給の観点からいえば、私の仲間も不動産に投資しようなんて誰も考えません。税金は今後、大きな確率で上昇して、そして不動産の需要も上昇する見込みがない、という状況の中で誰が投資先として不動産を選ぶでしょうか?また、不動産融資の実行も様々な規制が敷かれている状況の中でバカバカしく、やってられないというのが本音です。

そう、金持ちというのは常識の範疇でしか物事を考えません。その常識を覆して儲ける方も少数はいるでしょう。しかし、それは圧倒的少数派なのです。

マーケット金融の専門家の目

私は金融マーケットで稼いでいますので、不動産に関してもある程度詳しいと思います。

不動産の致命的な欠点というのは、簡単です。売りたいときに売れないし、買いたいときに買えない、これが致命的な欠点です。市況がピークのときに売れればいいのですが、売りたいときに売れないリスクというのはマーケットに携わる身からすれば怖くて手が出ません。

そして今回の景気のピークというのは東京オリンピック開催前まで、というのが日本の経済界コンセンサスとして存在します。つまり2016年から満足できる利益を4年間で上げなくてはいけません。投資額に対してのリターンを考えれば、証券市場に投資をしたほうがよほどまし、と思っています。

金持ちはすでに投資した後に残りカス掴みのババ抜き合戦

市況の高値は、誰かが買うから史上最高値というものがつくのです。つまり、今の不動産投資の活況というのは、金融の専門家からみると、最期のババ抜き状態です。

本当の金持ちはアベノミクスが始まる前にもうすでに不動産を買って、もう1年も経てばそろそろ欲張らずに売却しようか、と考えます。私の知り合いも大量に不動産やREITを買っていましたが、来年くらいにはもう売却を考えるか、と常に言っています。現状では170パーセントほど儲かっているそうです。

私はドルと株を大量に買いましたので不動産まで余力は残っていませんでしたが、REITは大量に持っています。しかし、まだ売却をする予定はありません。むしろ、安値が出たら買い増しするでしょう。現在の中国不安や原油安不安から投げ売りする人はたくさんREITにでるでしょうからね。

それでも大家や不動産投資したい人にアドバイス

今、下がっている不動産は絶対に買ってはいけません。通常、初心者は安いものを買いたいと思うのでしょうが、それはアベノミクススタート当初か、始まったばかりのころ「だけ」の話です。現在の世界同時株安の状況でも値段が下がらない物件を買うか、上がっている物件しか買わないことです。

なぜかといえば日本の不動産ミニバブルの最終局面に入っているからです。終了は2020年と国民のコンセンサスにあるのですから、まず売りたいときに売れる物件、つまり人気の高い物件をかわなければいけません。第一の条件がこれになります。

東京オリンピックの終了までに、売却を考えていないという方は賃料目的での投資であるなら、その後の減価償却、設備投資のメドをつけたほうがよいでしょう。なぜなら、オリンピック終了後はおそらく相当な供給過剰によって賃料も下がることも懸念されますし、また少子高齢化でそもそも需要が出現しないであろうということです。その辺のリスクを解消できる物件を見つけることが一番大事なことです。

まじめに考えると今は不動産投資が有利ですけど、2020年までの時限バブルと考えたらアホらしくて不動産の現物投資などほとんどの金持ちに選択肢としてありません。せいぜい、証券市場のREITなら考えてもいいと思うことでしょう。こういう当たり前の判断で、セールスや勧誘があっても金持ちはその誘いに乗りません。当たり前のことを当たり前のように判断ができるのが金持ちなのだと個人的には思います。

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