記事の詳細

空き家対策について「その3」

とにかく私は何事でもそうですが、その計画の可否というのはその事前準備で決まると持論をもっていて、この考えは死ぬまで続けていくつもりです。そして事前準備としてたてる計画は数字によってたてるべきであって文字での計画は承認しないと決めています。

文字の計画というのは、結局のことを自分にしかわからないモノであるケースがほとんどなのです。例えば、自分が困ったときに援助を申し出た人に自分の計画を説明する際、その計画が文字であった場合、援助する側にとってはその具現性に疑問を感じてしまい、援助を決定しない場合が多いのです。

しかし数字の場合は、経験上90パーセント以上の確率で援助を仰げると言えるのです。ですから綿密な計画といっても自分にしかわからない計画には何の意味もなく、客観性をもった計画が重要なのです。

あなたの計画が成功に終わるか否かは客観性をもったデータ次第であって、その計画の成功の可否というのは人からどれだけ援助を受けたかによって決まるのではないでしょうか?だからどこに出しても恥ずかしくない計画をたてることが肝心です。

しかし「数字を過信してはいけませんよ」ということを前回お話させていただきました。なぜなら、数字には人間の感情や情緒は含まれないからです。経済学は人間が合理的に行動することを前提に考えられる学問ですが、実際には人間はその場の気分で平気で計画を変更する生き物なのです。数字は所詮考える道具という基本の前提を忘れてはいけません。

では今回は空き部屋の具体的な対策を考えて行きます。

さびしい物件

人気(ひとけ)という言葉は皆さんしっていると思います。人の気配がしないところには人は集まりません。すなわち、空き部屋の状態が長く続くと人の気配が消えるのです。少なくても2-3カ月前には人が住んでいた気配を残すことが非常に大事なことになります。これが1年、2年、3年と人が住んでいない部屋では滅多なことでは空き部屋は埋まりません。

お化けと幽霊はさびしいところに出るという語源はここにあります。つまり、誰もみていないから幽霊をみた経験を人に言いふらすことができるのです。人がいっぱいいるところに必ず幽霊は出ません。

たとえば、UFOを見たことがある人は現代ではたくさんいますが、たくさん人がいるところでUFOをみたという人がほとんどいないのと一緒のことです。つまり、そ幽霊やら未確認の飛行物体というものは一人で見るものなのです。言い換えれば人間は一人でさびしいところにいると精神状態がおかしくなって、こういった不確かなものをみるといっても過言ではないのです。

長年放置された誰も住んでいない住居に積極的に住もうという人は普通いらっしゃいません。他に選択肢があるのにその部屋を選ぶのは特殊な事情があると考えなくてはいけません。

そしてその場所に住む合理的な理由があることをきちんと聞き出さなければいけません。たいていの場合はお金がないのでその家賃の安さに惹かれて入居するのですが、合理的な理由がない場合においてはいくら空き室で困っていてもそういう方はトラブルの温床になりますので、入居を断る勇気も持ち合わせなければいけません。

汚い物件

汚いに関しては、もう何もいうことはありませんよね。例えば、あなたが汚い場所ときれいな場所にあるレストランを選択する場合、その条件が均一であったらあなたはどちらを選びますか?当然、誰でも本能的にきれいなところを選びます。

仮に汚い場所を選ぶ人がいた場合は、その人に必ず合理的な理由がなければ、その部屋やレストランの席を貸し出してはいけないのは、上記と同様の理由からで。そうです、必ずトラブルになるからです。

空き室が出る場合は、その原因はその上記の2つの理由に他ならないと個人的には思います。だれが汚くて、人の気配のしない物件に住もうと思いますか?外的要因であればそれなりの対策が必要になりますが、これらは自分の管理の問題ですよね。不動産投資云々以前の問題ですね。

関連記事

ページ上部へ戻る