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人間の感情と不動産投資

東京大学名誉教授のベストセラー作家養老猛司先生がバラエティー番組に出演していました。なるほど、さすがに天才は面白い発想をするものだ、と思っていました。

その中で一番おもしろかった言葉は「人間の作るものなんかに興味はない、だって、人間が作るものなんて簡単に説明出来ちゃうじゃない?だけど人間の体は人間が説明できないから面白いのですよ」という言葉でした。

この言葉は非常に面白いな、と思ったのです。

今回は、人間の感情や不動産投資の流行に関しての考察をしていきたいと思います。

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人間の行動特性

人間の行動特性の中に言葉で説明ができるものといえば、2つあります。

1つは適応能力になります。

たとえば、あなたが一軒のバーの常連客になったとします。バーですから当然お酒を飲む席になりますが、そのお酒の呑み方は人様々です。

そのバーが静かに一人で呑むようなお店であった場合、一人で静かに呑むほうがいいですし、みなでワイワイガヤガヤ呑みたい人にとってはお客さんがいっぱいいる方がいいと考えるのが普通です。

そもそも私が東京を離れた理由というのは、非常に単純で、あんな狭いところで人と人の肌が簡単に触れ合うことに我慢できなかったという理由なのです。

つまり、人間は基本的には狭くて人と人が触れ合うか触れ合わない程度の猥雑さがすきなのです。このことに気づいていない人が本当に多いのではないでしょうか?

簡単に説明すると、たとえばラーメン屋でだだっ広いラーメン屋が流行るかといえば間違いなく流行りません。ラーメン屋はある程度狭くて温まりたいという気持ちが人間にはあり、広くて閑散としているラーメン屋に人は入りません。

いくら味がよくても食べている最中に寒々しく感じるので二度といかなくなるでしょう。つまり、人間というのは人のぬくもりを感じたい生き物になるのです。

話が逸れましたが、一人で静かに呑みたいという場合には、あなたは人があまりいない日を狙って来店をすることでしょう。つまり、人がいないときに静かに呑んで気分よく酔いたいという心理が働くのです。

しかし、そのお店のお客さんはあなただけではなく、ほかの常連もいます。その場合、来店する目的はひとそれぞれなのです。ここで一つ条件をつけたらどうなるでしょうか?「この店は一人で静かに呑みたいという人」が集まるという前提条件です。

そうすると一人で来店し、みなさん同じ行動を取ることになるでしょう。

となると、平日の夜に一人来店者が集まり、結局は混んでしまって、望んでいるような静かに呑める環境ではなくなります。

つまり求める環境が一緒だと、より適した環境を求めて人間は改善行動をするのです。しかし、考えることが皆一緒だとより複雑なことを考えてランダムになっていくのです。



これを、不動産投資に当てはめる

一般的に最初の不動産投資は東京都内の利便性のよいワンルームのオーナーになることが基本とされています。

そこで人間は、人よりもよりよい投資をしようとして一生懸命考えます。その動機は単純で、人よりもよりよい利回りを得たいとか、儲けたいというのが動機になります。

この行動特性は、上記の呑み屋の空いている時間、日時を選ぶ行動特性と一致してくるのです。つまり人気の呑み屋というのは、人気とは人の気配と書きますが、人がいっぱいいるということになります。

ですから、こういったワンルームマンション投資に何も考えなくて投資をすると競合物件がたくさん乱立して供給過剰になってしまう恐れがあるのです。

ところが飲み屋にしても、パイ(営業日数)は常連のみなさんにとっても同じ状況下にありますので、その数は決まっているのです。不動産も同じことです。

つまり、そのパイのなかで人間は動くことになり、「こう考えた結果うまくいった、次もそうする」と成功事例を追うのです。

しかし何回か同じことをしていると、同じ考えで同じ行動をする人が増えてきて、また別の考え方をする、これの繰り返しになるのです。

適応能力というのは提供する場所のバイが決まっていたら、まずは選択肢の数がある程度絞られていると考えるのです。

つまり、人間の適応能力を考えると供給するパイが確立している場合は、その考えはいくらやっても堂々巡りで新しいアイディアであってもその行動を制限するということになります。

つまり都内のワンルームマンションオーナーという選択肢に関していえば、そこに何の考えもなしに投資するのであれば、いつかは破綻するということがいいたいのです。詳細は次章(ワンルームマンション投資)にて。


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